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上司と部下の「最終決戦」

上司と部下の「最終決戦」──勝ち残るミドルの“鉄則"──

中間管理職を取り巻く状況は、厳しくなる一方です。管理職の死亡率が5年で7割増えた、自殺率は25年で271%も増えたという調査が発表になったということからもうかがい知れます。
昔から、中間管理職は、上司と部下の板ばさみというのが定説ですが、本書では、昨今の新人・上司・社会の特徴をあげ、対処方法を教えてくれます。
知らなかった(気付かなかった)おもしろい意見が多くあり、感心しました。
部下との心理戦
昨今の若者の代名詞、「ウェブ社会の申し子」ウェブ社会では、コミニュケーションはメッセージの送り手の都合で、受け手の都合を考えずに成り立ちます。受け取る側をイメージしにくい環境です。お得意さまに対する謝罪のメール(謝罪がメールというところも?です)でペコリの顔文字を入れたという笑うに笑えない話が、実際にあったと言います。
知らない事は教えればいい。しかし、リアルの世界は面倒くさい、それでもリアルの世界の重要性は、身を持って体験してもらうしか、教える方法はない。
このことから、自分を振り返って、伝わらないと嘆くのでなく、果たして自分はきちんと相手をイメージできているだろうかと、自問するきっかけにするといい。

上司との消耗戦
なぜ上司は無能に思えてしまうのだろうか。働く人は仕事で評価されると、一つ上の階層へ出世します。いずれは自分の仕事が評価される限界まで出世します。その結果、出世してたどり着いた今の地位が、その人にとって不適切な地位になる可能性が大きくなります。
アメリカでは、「最も無能な社員を管理職にするのが、企業として損失を最小限にする」という本がベストセラーになったそうですが、生産性に貢献しているのは組織の下層部の人たちで、上層部はほとんど生産性には寄与していないという考えから、逆説的に生まれた考え方のようです。

社会との持久戦
真面目というと、つまらない、融通が利かない、息が詰まるというようなイメージをもたれがちです。真面目に働くという、当たり前のことを当たり前にするということが、派手なパフォーマンスに比べ軽んじられてしまう、社会です。真面目に働くという社員は、会社の土台になります。土台をないがしろにする会社に未来はありません。

いざというときの撤退戦
時には逃げる事も必要です。いつも逃げていては話しになりませんが、ストレスでつぶれてしまう前に、逃げるというカードを1枚だけ持っているといいでしょう。
出世という山は一つしかありませんが、仕事という山を考えると十人十色の山があります。出世という山のふもとに下りながら、目先を変え、仕事という山に挑戦していけたら、それは素晴らしい事だと思います。

光があることを信じて、一歩でも半歩でも、勇気を持って踏み出す事によって、思いどうりの人生にならなかったとしても、納得できる人生を歩む事が出来る。









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テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

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