
写真家であり小説家でもある、藤原新也さんの講演を聞く機会がありました。
スライドを使いながら、ご自身の仕事について「写真と言葉」というタイトルの1時間15分ほどでした。
「写真だけでは喰えないからと」写真に言葉を重ね合わせる作品を手がけられているそうです。


メメント・モリ
メメント・モリ
30年以上前、インドを旅された時の作品です。
水葬された遺体が岸に打ち上げられ、それに群がる犬たちの写真に「人間最後は犬に喰われるくらいがちょうどいい」という言葉が重ねられた作品が1番印象に残りました。
この写真を撮った時、犬数十匹に囲まれ、足元に落ちていた頭蓋骨を両手に後ずさりしながら全身河の中に浸かりながら、喰われるという恐怖を感じながら、犬たちが去るのを待ったというエピソードを披露されました。


書行無常
写真は見る人によっていろいろな感じ方が出来るが、言葉が多いと発信する側も言葉と言うものによって制限を加え、見る側も言葉によって感じ方を限定されてしまう。メメント・モリでは、言葉が多すぎたという反省から、本書では、自ら書かれた墨書を風景の中に入れるという手法がとられています。
うどん定食650円という食堂のサンプル写真に「人生最後は定食がいい」という作品が印象に残りました。
出典はわかりませんでしたが、同じ写真に風・波・楽・愛・哀など30文字くらいあったでしょうか、漢字一文字を重ね、合わさる漢字によって同じ写真も異なって見えてくるという手法も面白いと思いました。

大島優子1stフォトブック 優子 (講談社MOOK)
(藤原新也さんの作品ではありません、イメージです。)
最後に、あなたはどんな言葉を重ねますかという、藤原さんのメッセージと共にAKB48の大島優子さんをモデルにした10数枚の写真が披露されました。アイドルのイメージに合わないと、写真集にすることができなかったと言う事でした。
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スライドを使いながら、ご自身の仕事について「写真と言葉」というタイトルの1時間15分ほどでした。
「写真だけでは喰えないからと」写真に言葉を重ね合わせる作品を手がけられているそうです。
メメント・モリ
30年以上前、インドを旅された時の作品です。
水葬された遺体が岸に打ち上げられ、それに群がる犬たちの写真に「人間最後は犬に喰われるくらいがちょうどいい」という言葉が重ねられた作品が1番印象に残りました。
この写真を撮った時、犬数十匹に囲まれ、足元に落ちていた頭蓋骨を両手に後ずさりしながら全身河の中に浸かりながら、喰われるという恐怖を感じながら、犬たちが去るのを待ったというエピソードを披露されました。
書行無常
写真は見る人によっていろいろな感じ方が出来るが、言葉が多いと発信する側も言葉と言うものによって制限を加え、見る側も言葉によって感じ方を限定されてしまう。メメント・モリでは、言葉が多すぎたという反省から、本書では、自ら書かれた墨書を風景の中に入れるという手法がとられています。
うどん定食650円という食堂のサンプル写真に「人生最後は定食がいい」という作品が印象に残りました。
出典はわかりませんでしたが、同じ写真に風・波・楽・愛・哀など30文字くらいあったでしょうか、漢字一文字を重ね、合わさる漢字によって同じ写真も異なって見えてくるという手法も面白いと思いました。
大島優子1stフォトブック 優子 (講談社MOOK)
(藤原新也さんの作品ではありません、イメージです。)
最後に、あなたはどんな言葉を重ねますかという、藤原さんのメッセージと共にAKB48の大島優子さんをモデルにした10数枚の写真が披露されました。アイドルのイメージに合わないと、写真集にすることができなかったと言う事でした。
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