「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力
以前、テレビでメキシコの人々がスーパーマーケットでマルちゃんのカップめんを大量に買い求める姿を見たことが、ありました。
マルちゃん(東洋水産のブランド名)の企業本かと思い手に取りましたが、それは、ほんの一例としてであり、サブタイトルでもあります、世界で売れる異文化対応力がいろいろな例を挙げ解説されています。
キッコーマンのしょうゆは、日本食が世界で認知されていく(グローバリゼーション)につれ売り上げが伸びたのでなく、アメリカの肉中心の食生活に合わせた(ローカリぜーション)肉にあう商品の開発により売り上げが伸びたという具合です。
グローバリゼーションとローカライズの具合が現地での売り上げを左右すると言う事です。
ローカライズする際、現地の文化・言語・環境をトータル的に考慮しないことには成功しないと言う事です。
マルちゃんはアメリカにいるメキシコからの移民が母国にお土産として持ち帰り、メキシコで国民食となったそうです。
ちなみに、ラーメンは、アジアでは、麺を食べるものとして、濃い味に作られ、欧米では、スープの一種として食べられるため、薄味に作られているそうです。メキシコでは薄味のカップめんに、サルサソースなど、すっぱいソースを加え食べられているそうです。
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