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課長の時間術

課長の時間術

課長の役割や負担は、20年前とは比較できないくらい大きくなっています。なにしろ課題が山積みです。
売り上げの拡大、利益の確保、経費の節約、人材の育成、新商品の開発、戦略の立案・・・・など経営からの要求を全て受け止め、結果を出さなくてはなりません。
一方で、ワークライフバランス、メンタルヘルス、パワハラ・セクハラの問題、公平公正な評価など、部下マネジメントの面でも、配慮すべきことは増えるばかりです。
その上、プレーイングマネージャーとしての期待も高く、上司と言う立場の仕事だけをやればいいわけではありません。自ら目標を掲げ、それを達成しなければ、成果主義の制度の中では、評価してもらえないのです。
「ヒト・モノ・カネ」に「情報」を加え、企業の経営資源をどうマネジメントするかが経営者や管理職の仕事でしたが、今の時代は、さらに「時間」の要素が加わると言っていいかもしれません。時間も有限な資源として考える必要があるのです。
人間に最も平等に与えられていて、しかし最も差がつくのが「時間」のマネジメントです。課長の役割が増えている今だからこそ、同じ時間内に、どれだけ多くのアウトプットを出すかが問われています。

「自分自身の仕事に対する時間術」、「部下に結果を出させるための時間術」、「そして、上司に振り回されないための時間術」について、教えてくれます。上司に振り回されないための時間術という発想は私には無かったため、斬新に思えました。3つのテーマのそれぞれ、なるほどと思ったところを紹介します。

やることを決める前に、やめることを決める
人は「あれもこれも」は難しいのです。新しい方針を打ち出し、それを部下にやってもらおうとするなら、その前に、現状業務の中から、あなたが思う優先順位の低い業務をカットしていくことが求められます。
「限られた時間を何に投下するのか」「部下の時間をいかに配分するのか」と言う部分に課長の手腕が問われることになります。「スキャニング」と言う言葉を使って、全体像を把握することの重要性を示します。課長ともなれば、スキャニングの能力を鍛える必要がありますし、その上でかかるであろう時間を読み、最も効率的に成果を上げることが求められるのです。

まじめな部下ほど、やらなくていい仕事を作り出す。
人間は善意の生き物だから、必要以上のことをやり始める。つまり人手が多いほうが時間に余裕が生まれ、いい仕事ができると思われがちですが、本当は逆で、一生懸命仕事をしようとする意欲は誰もが持っているので、人数が多いと余計な仕事まで始めてしまいます。結果、仕事の質は下がってしまいます。
人数が限られていれば、その人たちが持っている限られた時間で仕事をしなければなりませんから、本当に重要なことに絞って優先順位の高い仕事に取り組むようになります。
10の仕事を10人でやるのなら、当たり前の方法しか考えないものですから、10の仕事を5人でやろうとするから、知恵を絞り、今までになかった発想が生まれます。安易な増員は、部下たちから、気付きと成長の機会を奪うことになるとも限らないのです。
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テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

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