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逆境力

逆境力―どん底の日々がボクに力をくれた

中学校で最初にもらった成績表がオール1だったという、現在では高校の物理の先生による著書です。
勉強が苦手だった理由として、小学校に上がったときから中学卒業まで「いじめ」を受けていたからだということです。いじめを受けている間、どうやっていじめから逃れようか考えることが精一杯でとても勉強をしようとは考えられなくなり、2年生の九九で挫折して以降、勉強しなくてはいけないなと思ってみても、勉強の仕方さえもわからず、人生をあきらめていたそうです。いじめの陰湿さ、受けた人の心の痛みを教えてくれます。

さて、このような少年期を送った著者がどうして、定時制高校から名古屋大学に現役合格し、修士・博士課程を経て高校教師の職に就くまでになったのでしょうか。まさに、逆境力とはこうだということを教えてくれます。

まず、この協力な推進力は「強烈な憧れ」だと言います。
いじめられても何も抵抗できない自分でしたが、ブルースリーやジャッキーチェンに憧れ少林寺拳法をはじめました。メジャーデビューこそ果たせなかったものの、自分の音楽を作るということに憧れ音楽にのめりこみました。これらを通し粘り強く鍛錬する事によって必ず上達する事を体験的に知ることになります。
その後アインシュタイン方程式というものを知り、それを美しいと感じ、アインシュタインが強烈にかっこよく見えたのです。あるジャンルに達成感を得ることが出来た人は、他のジャンルでも取り組み方を心得ており、地道な努力や、基礎基本の反復練習を疎かにしないものです。

様々な問題や悩みは、生きている以上決して尽きることはありません。努力しても考えても、どうにも出来ない事は受け入れるしか方法はないのではないか、現実逃避しても、なんの解決にもなりません。コレは自分の問題として受け入れてはじめて次の段階へ進めるのです。受け入れるには時間がかかるし、なかなか納得できない事もあるでしょう。しかし、大切な事はその場に留まることではなく、前に進むということです。

大切なのは自分が選択するということであり、その選択の責任を全部引き受ける覚悟を持つことです。
自分で納得し責任がもてるのであれば、他人の目や他人の意見はそれほど気にする事はないのです。新しい考え方や、いろいろな意見を聞くことは大切ですが、それに振り回されてはいけません。他人の意見を無視するのではなく、一番大切なのは、自分の気持ちだという事です。

数々の勇気をもらえた1冊でした。
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テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

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