遠距離通勤のお供「読書案内」
ビジネス書を巡る2時間20分の冒険
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いつもの「グチ」がなくなる本

いつもの「グチ」がなくなる本

アメリカでビジネスコーチをされている方が3週間グチを言わないで過ごしたら、どうなるだろうと思い、実行した実録記です。

著者は、健康で楽しく前向きに生きている。グチをいっても何の解決にもつながらないとわかっている。それなのに、どんな状況でもグチを言う対象を探しかえって疲れ果てている自分に気付きます。
そして、ダマイラマの「自分が置かれた環境で幸せか不幸かが決まることはほとんどない。状況をどう捉え、そこで自分を満足させられるかにすべてはかっかている」という言葉を思い出したとき、グチを言わないというチャレンジを始めることを決めます。

グチは、自分自身の生活を楽しめなくなるだけでなく、それを聞く人にも悪影響を及ぼします。怒りの波動に飲み込まれてしまったり、共感してしまい一日中ネガティブな気持ちになってしまったり、自分とは関係ないことなのに「自分のせいかも」と罪悪感を持ってしまうこともあります。さらにグチを言っている人に対して、グチを言ってしまうという、負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

そして、グチをやめてみた結果どうだったのでしょうか。
今自分が持っているものに目を向けることができます。毎日の生活の中でどうすれば人生を楽しめるかがわかってきます。人生を味わえるようになるのです。グチをやめるとはじめて、幸せの入ってくるスペースができるのです。ちょっとした幸せを味わい、人生を楽しんで暮らせるようになります。自分が当たり前だと思っていた毎日に価値を見出し、感謝できるようになります。
いい意味で楽天思考が身につき現状を解決するために必要な真の力が身についたのです。


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儲かる会社、つぶれる会社の法則

5700人の社長と会ったカリスマファンドマネジャーが明かす 儲かる会社、つぶれる会社の法則

ファンドマネージャーとして、5700人もの社長に面談した著者が、伸びる企業の見分け方を教えてくれます。
「美人すぎる受付嬢がいる企業は問題がある」「会議室の時計が5分以上遅れている会社に投資してはいけない」など、細かい事も書かれていますが、「神は細部に宿る」と言うことわざがあるように、細かい事の積み重ねで本質が見えてくるそうです。
また、ファンドマネージャーは、内科医のようなもので、企業の(患者の)細かい兆候を見ながら、問題を判断していくのだと言います。

最後には、企業の成長を判断する原理原則をナオコの原則として教えてくれます。
 ナカマ、 オコナイ、 ココロです。

ナカマ
お客様に感謝し、思いやりを持って接し、喜んでいただくことで継続的な関係を築いている。
経営者と従業員がお互いに誇りを持ち、本音で向き合い、一体感のある経営を行っている。
家族の幸せナカマの幸せにつながることを理解し、家族の絆を大切にし、家族が安心して生活できるようにしている。
重要な事業ナカマである取引先と、公正で長期的な信頼関係の構築と共栄共存を心がけている。
株主に感謝をし、積極的な対話を心がけ、長期的に報いるよう企業価値を高めている。
地域社会に感謝し、溶け込み、そこに暮らす人々が安心して暮らせるように努力している。
経営者はすべてのナカマの声に耳を傾け、経営責任を自覚し、ナカマの共存共栄に情熱的に取り組んでいる。

オコナイ
社会的意義を強く意識して、会社の活動、商品、サービスの提供を通して世の中を豊かにしている。
従来の事業活動の枠にとどまらず、常に挑戦することで変革を生み出し、社会に新たな価値を提供している。
責任と自覚を持って納税義務を果たし、豊かな社会の基盤作りに貢献する。
地球に感謝し、地球と共存共栄を目指し、具体的な行動をしている。
人と社会の幸せを願い、われわれがより人間らしく生きることのできる共生社会をナカマとともに創っている。

ココロ
経営者はゆるぎない想いを従業者に語りかけ、従業者は一人一人がそれを共有し、会社全体に一体感がある。
新しいことに挑戦しようという気概を持ち、未知の領域に踏み出すことを楽しみ、新たな秩序や思想を生み出している。
多くの人の納得と共感を軸に、誠実で透明性の高い、現在必要にして十分な組織ができている。
会社の夢の実現のために資産を大切に活用し、適切に投資し、万端の準備をしている。
会社の夢の実現と永続のために決まりを守り、正しく行動している。
意見や批判を前向きに受け止め、あらゆるものから謙虚な姿勢で学ぼうとしている。
異なる文化や個性を大切にし、お互いを助け合い、尊敬しあい、思いやりをもって共生する。

なるほどと思えるほど、すべて当たり前のことといえば当たり前のことですが、ここまでの組織にできる経営者はなかなかいないのではないかと、思いました。
「サラリーマン社長の会社は成長が望めない」という記述もありましたが、期間が決まっている社長には、つかみどこがない大きなテーマに思われてしまうからなのでしょう。
しかし、すべて当たり前のことなのです。ひとつずつ取り組んでいけば、相乗効果が現れるものもあり、道は開けるはずです。

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アップル 驚異のエクスペリエンス

アップル 驚異のエクスペリエンス ―顧客を大ファンに変える「アップルストア」の法則

アップルストアはなぜ成功したのでしょうか。
エクスペリエンス(体験)をテーマに書かれています。
アップルストアでは、店員が物を売ろうとしない。
来店した人と言い関係を作ろう、人々の暮らしをよくしようとしている。
人々はコンピューターをが買いたいわけじゃない、コンピューターで何が出来るか知りたいんだ。そう、顧客は箱を手にして店を出たいと考えているわけではなく、自分の夢を実現してくれるツールを手に店を出たいと考えている。このスティーブ・ジョブズの考えを元に、「人々の暮らしをを豊かにする」をビジョンに設立され、運営されています。

アップルストアの採用基準は、人間的魅力だそうです。コンピューターの知識は採用後の教育で身に付けることが出来るが、人間的魅力は教育では補いきれないからだ。
信じるものがあり、そのためには戦うことをもいとはない気概が必要だと言います。このような勇気のある人は、わからないことは、ほかの人に聞く勇気も持ち合わせており、結果、チームの一員になれると言います。

アップルストアが、お手本としたのは小売店でなく、フォーシーズンズやリッツカールトンなど一流ホテルでした。顧客の素晴らしい体験を提供しているのは、どこかと調査した結果です。
またアップルストアの店員には、ノルマや売上目標がなく、報酬も歩合制でないため、顧客の来店時の体験に注力できると言うわけです。満足いく接客を受けた顧客は、自ら宣伝マンになり、アップルストアの宣伝をしてくれるようになるのです。アップルストアの成功の理由として、製品のよさだけがクローズアップされる事がありますが、こういった、店舗での体験が、また来たい・知り合いに話したいと思うようになったからです。

このような体験を作り出すために、アップルストアの従業員は5つのスッテップを実行しているそうです。
A Approach 顧客一人一人をあたたかいあいさつで出迎える
P Probe    顧客のニーズをていねいに聞き出して理解する
P Present  顧客に解決策を提示する
L Listen   課題や懸念などをしっかり聞いて解決する
E End      あたたかい別れのあいさつと、次回の来店を促す言葉で別れる

私自身 アップルストアには行ったことはありませんが、日本でも同じなのかなと言う疑問。そして日本の店舗でも同じだとしたら、これはすごいことだ、私は今まで買い物で、ここまでの満足を得た(片鱗も)ことはないからです。

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ひとを動かす技術

ひとを動かす技術

コンサルティング会社のM&A部門に配属された主人公が、最初の仕事として老舗椅子製造販売会社への買収提案をまとめるという物語です。
買収先の取締役や、偶然出会った友人の友人から、リーダーシップとは?人を動かすとは?を学んでいきます。

キーワードをいくつか列記しておきます。
引けば引くほど、譲れば譲るほど、相手に「影響力」を持つことが出来る。
「押す力」はたかが知れている。影響力は「引く力」で出来ている。
「心を動かす」と「説得」は全く違う。
「自分が望む事」ではなく、「相手が望んでいること」をさせる。
影響力とは、どれだけ相手の利益を優先するかにかかっている。
他人や売り上げはコントロールできない。自由に管理できるのは、「自分のあり方」だけ。
リーダーシップとは単なる「管理」ではない。「誠意」に接して初めて人は耳を傾ける。
人を動かすとは、言いくるめる事ではない。相手に「自分の問題」を真剣に考えさせる事。

これらを学んだあとに、500名の社員(全員が株主)を前に買収に賛成してもらうための演説をします。
意外にも、主人公は具体的な提案はせず、「これはみなさんの決断ですそれを下すべきは皆さん自身だと思うのです。」「私が皆さんに提供できるのは、みなさん自身です。」用意してきた具体的な話しをせず、相手に丸投げしてしまい、主人公は失敗だったと、落ち込んでしまいますが、自分のこととして、考えるように促したこの演説が相手の心を動かしたのです。

教えを受けた友人の友人は実は、主人公が勤める会社の社長の母(先代の経営者)であったという落ちもありました。

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