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スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則

スティーブ・ジョブズのように、世界を変えるような、製品を作ることが、イノベーションではありません。
人々の暮らしを少しだけでも良くしたり、顧客の満足を少しだけ上げたりしようとする全ての人に活用されるべきものです。スティーブ・ジョブズならどうするだろうか、と問いかける事から始めますが、その方法を本書では教えてくれます。

キャリアー大好きな事をする
ビジョンー宇宙に衝撃を与える
考え方ー頭に活を入れる
顧客ー製品を売るな。夢を売れ
デザインー1000ものことにノーと言う
体験ーめちゃくちゃすごい体験をつくる
ストーリーーメッセージの名人になる

左側の言葉はいわゆる一般的なイノベーションに必要とされる言葉ですが、それに対してジョブズが行った事が、右側の言葉になります。
ジョブズ(アップル)のイノベーションだけでなく、他の企業や団体、個人などたくさんの事例が紹介されていますが、全般を通して、個人の情熱が重視されています。イノベーションを生み出すのは、組織でも仕組みでもなく、ましてやテクニックでなく、情熱を持った個人だということです。
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100円のコーラを1000円で売る方法

100円のコーラを1000円で売る方法

「もしドラ」や私のブログ「ドラッカーと会計の話しをしよう」のように、物語を追いながら、経営の一端を学べる本です。これから、経営を学ぼうという方には、とっつきやすい仕立てになっています。

今までの私でしたら、100円のコーラを1000円で売るということは、こういうことでした、と書いているところでしたが、あるブロガーの方に「ネタばれ」という概念を教えていただきましたので、そんな、野暮な事はしません。
サービスという目に見えない価値を売っているから、というヒントだけにしておきます。

本書の中心テーマは、カスタマー・マイオピア(顧客が言う事はなんでも引き受ける)からの脱却です。
本来の顧客中心主義から逸脱し、何でも引き受けることによって、同業他社との差別化が難しくなり、価格競争に陥ったり、顧客が望む事として、開発費に必要以上に投資したりして、高品質なのに低収益結果、収益の低下を招いたりするのではなく、顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、実行する事が重要だといいます。
そのためには、まず事業の定義を持つことです。アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したか、という例を上げ、自分たちの事業を、輸送業として捉えず、鉄道事業として捉えたため、移動手段や物流手段として、バス・トラック・飛行機に顧客が流れても、気にしなかったからです。自分たちは、お客様のために、良い鉄道事業を提供する事と、事業定義したため、お客の流出に歯止めが利かなかったそうです。
また、化粧品メーカーを例に、片方は化粧品の製造販売を事業とし、片方は、事業をライフスタイルと自己表現、そして夢を売ることとしている場合、どちらが将来性があるかという、問いに、改めて、顧客が望む本当の価値はどこにあるのかを考え直さなくてはいけないと思いました。

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スティーブ・ジョブズ 自分を貫く言葉

スティーブ・ジョブズ 自分を貫く言葉

言葉だけが、羅列されたジョブズの発言集です。雑誌のインタビューに答えたものも多く、初めて聞くようなのもありました。
全体が5部で構成されていますので、それぞれから一つ特に気に入ったものを選び出し、紹介します。

情熱
人生は短く、やがてみんな死ぬ。
その中でこうしようと決めたんだ。
だったら、ものすごいものにしたい。
価値あるものにしたい。

リーダーシップ
人生が平等でないように、
結果も平等ではないと私は信じている。
結果が平等だったら、人生は退屈極まりないものになる。

技術
顧客の顔を見て、商品を作るな。

伝説
ipadを買った、見知らぬ人から、
「この製品が今までに買ったどんなものよりかっこいい」
というメールをもらう。
そんなときほど、いい一日はない。
これこそ僕のエネルギーだ。

人生
ここでは、以前紹介した、スタンフォード大学で行われた卒業記念講演での言葉が書かれています。
講演の概略については、私のブログ「スティーブ・ジョブズ世界を変えた言葉」をご覧下さい。

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動じない。超一流になる人の心得

動じない。

王貞治氏、広岡達郎氏、藤平信一氏による鼎談を納めた本です。
前2名は、いわずと知れた、プロ野球界の大御所ですが、藤平信一さん?という感じでした。
実はこの方、心身統一合氣道の創始者、藤平光一氏のご子息であり心身統一合氣道の継承者の方でありました。
道場だけでなく、経営者、教育者、アスリートを対象に講演会やワークショップを開催され、活躍されているようです。
そもそも、合氣道の方がなぜ、王さんや広岡さんと?そしてなぜ経営者や教育者に?という疑問が起こります。
合氣道は武道の一つとしてしか私の認識はありませんでしたが、その呼吸法、姿勢、体の動かし方、心の持ちようが、全てのアスリートや、向上心を持つ人に、応用できるといいます。
実際、王さんは一本足打法の習得には、合氣道の呼吸法体の動かし方を取り入れたことが、欠かせなかったといいます。具体的に言いますと、それまでは、力でバットを振っていましたが、静の瞬間を作り、無意識のうちにバットが振れることによって、スピード感が出せるようになったということです。後は、その動きが意識する事なく出来るように練習を重ねたということです。
当時、天才長嶋、努力の人王と並び称されましたが、努力の裏には、こんな秘話があったとは、知りませんでした。

臍下の一点に意識を集中して、そこに貯めた水をこぼさないように動く事が基本のようですが、肝心な臍下一点が具体的にどこかが書かれていませんでしたので、実際に体感する事は出来ませんでしたが、藤平信一氏はアメリカ大リーグのチームの若手育成所でも指導をされているそうなので、世界に認められた合氣道の世界をもう少し知りたくなりました。
次の本のターゲットはこれで決まりです。

心を静める―大事な場面で実力を120%発揮する方法
この本を調べるときわかりましたが、創始者の藤平光一さんはたくさんの本を出されています。
参考に
藤平光一<<アマゾンの検索結果へ

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零細企業のホームページが繁盛店に化けた理由




零細企業のホームページが繁盛店に化けた理由(ワケ)




商用ホームページとブログは性質が異なりますが、ブログを書く身としては、ネット上に文章を載せるという意味では同じ事と思いまして、何か参考にできることはないか、手に取りました。
お客様の立場に立ったホームページ作りをする要点が書かれていますが、特に、セールストークを書く文章は、お客様に対してラブレターをまず書いて、そこからホームページに載せる文章を作り出すということです。また、自分の苦労話や、失敗談も載せると、お客様に親近感を与えるとのことです。

SEO対策(検索エンジン上位表示対策)にも触れられ、わたしが今まで見たことのなかったものとして、「Q&A(質問コーナー)」「会社概要」「特定商取引」「利用規約」「サイトマップ」「プライバシーポリシー」「用語集」これらの存在が、ホームページの運営に必要最低限のページとして認識して、検索ロボットは優遇してくれるそうです。初耳でしたが、個人のブログには「サイトマップ」以外は、似つかわしくないものばかりだと思いましたが、アフィリエイトサイトの方には、取り入れ可能かもしれません。

最後は、ホームページの本質はお客様にいかに楽しんでいただけるか、という単純なものなので、あまり難しく考えずに、お客様が喜べるような、共感できるような文章や写真を入れ、反応を見ながら運営してください、あなたオリジナルのホームページを持ち続けてくださいと結ばれています。これは、個人のブログにも活かせる教訓だなと思いました。

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105円という大金

大金持ちも驚いた105円という大金



「せどり」とか、「せどりさん」という言葉ご存知でしたか?
古書店で安く仕入れ、買値以上の金額で売ることによって、利益を上げることを「せどり」、それをする人のことを「せどりさん」といいます。私は言葉では知っていましたが、具体的な方法を知ったのは、初めてでした。
アマゾンで、中古品を見ると、「出品者から送付します」と書かれていますが、これまであまり深く意味を考えていませんでしたが、合点がいきました。
いろいろな方法が考えられますが、著者は、ブックオフで購入し、アマゾンに出品するという方法をとられています。
ISBNコードを入力すると、アマゾンでの値付けが表示されたりするアプリがあったり、アマゾンの出品価格を最低価格より1円安く変更するアプリがあったり、進んでるんだなと思いましたが、いったいどのくらいの人が、関わっているのだろうと興味深い疑問が残りました。
「せどりさん」の秘密が知れた事で、嬉しくってすっかり、本書の事を忘れていましたが、事業の失敗により、多額のローンを抱えた著者が、ローン返済の望みとして蔵書をアマゾンに出品して、売り上げを得るところから始まり、蔵書を売り切ってしまえば終わるという、恐怖感から、ブックオフでせどりをはじめるという内容です。
二年間で1,700万円を売り上げたそうですが、利益率は半分くらいだそうです。
それでも、立派な数字ですし、天は努力する者を見捨てませんでしたと著者が言いますが、只の努力ではなく、並外れた努力は報われるという、好例だと思いました。
よく見ますと、FC2ブログの本・雑誌のテーマに「アマゾンマーケットプレイスで売れた本」なんて項目がありました。せどりさんたちのコミニュティーなのでしょうか。保存したら見に行きましょう。

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なぜスターバックスは最高のスタッフを育てられるのか

なぜスターバックスは最高のスタッフを育てられるのか

スタバには、数えるくらいしか行ったことはありませんが、確かに、某大手チェーンのマニュアル的(空元気)でない、いきいきとした、スタッフの接客は気に入っていました。
秘密はアメリカでの創業者、シュルツ氏の創業理念によるものでした。
最高のコーヒーを提供する事と、従業員を大切にする事。よく言われる、家庭でもなく、職場や学校でもない、快適な第3の場所(サードプレイス)の提供というのは、拡大発展していく中で、自店を観察している中で発見した、価値観だそうです。
シュルツ氏の実父は、体を壊し仕事を失い、苦労されたそうです。その経験から、全ての従業員(パートも含む)に社会保険の充実と、ストックオプション(自社株を購入する権利)を確立したということです。
従業員のモチベーションを上げるためには、どうすればいいでしょうか、まず、顧客の前に従業員が、会社から、大切にしていると思われていると実感できる事。このことが、実感できれば、スタッフ同士がお互いに尊重し合い、お客様のための行動が出来ます。マニュアルで接客を教育する事よりも、どうすればお客様に喜んでもらえるかを考える教育が、成功の秘訣でした。
この教育の中はに、経営者と従業員が価値観を共有することが、大切だとして、生きていく(収入を得る)ための仕事としてだけでなく、自己実現のための仕事として、高めていく事が重要としています。

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スティーブ・ジョブズとアップル奇蹟の軌跡

The History of Jobs & Apple 1976〜20XX【ジョブズとアップル奇蹟の軌跡】 (100%ムックシリーズ)

1976年のアップル創業から未来へ、スティーブ・ジョブズとアップルの業績(編者は奇蹟と呼びます)をオールカラーで紹介しているムックです。
これから、スティーブ・ジョブズやアップル関連の本を読もうと考えてる方、まだ数冊しか読んでない方は、まず本書を手に取る事をお勧めします。なぜなら、ビジュアルというのは、理解を助け、深めてくれるものだからです。
たとえば、「ジョブズの養父母宅のガレージでアップルは創業された」という文字は、何十回と目にしてきましたが、言葉だけでは、そこまでで、どんな家かまで想像できません。しかし、実際の家の写真を見ると、広い庭があり、平屋建ての(きっと我家より大きい)家が写っています。このことから、日本と比べ物にならない豊かなアメリカの住宅事情を想像できますし、「けっして経済的に恵まれているとは言えなかった少年時代」とは、ジョブズ自身の言葉ですが、家を見る限り、そんなことはなっかたのではないかとの、想像ができます。
また、アップルの製品(たとえば)AppleⅡeやⅡcやⅢやら言われても、何のことやらでしたが、実際の写真を見ることによって、性能の違いなんかはわかりませんが、わかったような気にさせてくれます。




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イングリッシュ・モンスターの最強英語術

イングリッシュ・モンスターの最強英語術

私、英語が苦手なんです。極力関わりのないように生きてきました。しかし、子どもも小学5年生から英語の授業が始まり、子どもたちには、英語にコンプレックスを抱くことなく生きて欲しいという想いから、なにか親としてできることはないものかと思って、英語の本を手にとって見ました。

著者の方のプロフィールが変わっています。34歳で会社を辞めて、1年ほど何もしないでいたところ、「何もしない事に疲れて」たまたま書店で手に取った、旅行会話集のような英語の本を読むうちに、それだけでは飽き足らず、ニューズウィークやニューヨークタイムスを辞書を引きながら、単語を覚えていくということをしていくうちに、アメリカの雑誌社に投書するまでになり、7年間、1日、8時間だったり16時間だったり勉強を続けました。自称「引きこもり留学」とされています。引きこもり生活が資金的に続けられなくなり、英語の仕事に就こうとしますが、英語が出来る証として、TOEICの試験を受けますが、いきなり970点を取り、以後990点満点を、24回も取られたそうです。現在は、TOEIC講座の講師をされているほか、本書以外にも多数本を出されています。著者は自らを「ダメ人間」と謙遜しますが、何かに秀でることが出来るということは、ダメ人間でない証だと思いますので、学ぶところは多いとおもいます。

さて、肝心の英語のほうですが、単語や文法・リスニングについて、著者のしてきた勉強法が書かれていますが、私にとって恐怖の学校英語とは別世界のやり方なので、少しはやってみようかなと思わせる説得力がありました。
「これさえやれば~」という必勝法の様なものはない、地道な努力しかないと、結論付けられています。




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脳も体も冴えわたる1分仮眠法

脳も体も冴えわたる 1分仮眠法
睡眠不足による弊害は、多く知られていると思いますが 
脳と体のパフォーマンスが落ちる 
睡眠不足の状態で日常生活を送るということは、アルコールを飲んで車の運転をしているようなものです。
ダイエットの大敵
睡眠時間が短いと食欲を抑えるホルモン「レプチン」が減り、食欲増進の元になるホルモン「グレリン」の分泌が増え、結果、体が高カロリーの食べ物を欲するようになります。
細胞の修復能力が落ちます。(体がだるい)(老いが進行します)
睡眠中に成長ホルモンが分泌し、傷ついた組織の修復や、細胞分裂を増殖しますが、睡眠不足では、充分な修復や増殖できません。
病気にかかりやすくなります。
睡眠が十分でないと免疫の数も低下して、免疫力も弱まります。
集中できません(感情をコントロールできません)
睡眠によって脳をクールダウンしていますが、脳を休ませないと、オーバーヒートを起こし機能しなくなります。
ざっと、要約しただけで、こんなにデメリットがあります。

しかし忙しい現代人にとって、理想といわれる7時間の睡眠時間を確保するのは難しい事です。睡眠不足は疲れと同じく積算していきます。そこで睡眠時間の不足を補う方法が1分仮眠法になります。
1分だけ、寝れるわけはないなんて思いましたが、やはり寝るのではな、1分間目を閉じる事だそうです。通常脳にとって目からの視覚情報は大変大きなものですから、1分間目を閉じるだけでも脳が休まるといいます。私には、目をつぶってしまうと、もっと寝てしまう危険があるため、どうかなと思います。
そして、1分仮眠法との併用を勧めているのが、20分仮眠です。これが驚く事にどう言うわけか、私が行っている昼寝とまったく同じ手法なのです。
30分以上寝ない
睡眠惰性が働き起きた後も眠気が続いてしまう。
座ったまま寝る
横になってしまうと深い睡眠状態に入り寝すぎたり、睡眠惰性が働いてしまう。
知らず知らずのうちに理想の昼寝をしていた事に、ビックリでした。
それでも補いきれない睡眠時間は、休日に少し多く寝ることで補います。その際、普段より2時間以上多く寝ないことが、ポイントだそうです。2時間以上多く寝てしまいますと、体内時計が狂ってしまい、休み明けの朝がだるくなってしまうからです。




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誰も教えてくれない 一流になれる読書術

誰も教えてくれない 一流になれる読書術 (アスカビジネス)

東芝の研究開発エンジニアだった方が、ビジネス書を書評するメールマガジンをはじめた事をきっかけに、独立しエンジニア経験からくる「論理性」と、人とのつながりを大事にする「心」の2面を持ってビジネスを広げられている方が、著者です。
目標や夢を達成するためには、「知る」「わかる」「動く」の3つのスッテップが必要です。
一般的に読書は「知る」にあたりますが、それで終わらせることなく次のステップを踏む事が大切だと言います。
多くの読書をすることによって、いろいろな知識やノウハウを得る事は出来ますが、それだけで終わってしまうと、意味がありません。多くの引き出しを持ち、それらを組み合わせて、自分自身の価値観として、高めていく事が必要と言います。
何よりも、行動することが大切で、読書は行動というエンジンを動かすガソリンの役目にすぎず、エンジンを動かさない事には、意味を成さないということです。
最後にお勧めのビジネス書の解説があり、見たことはあるけど、読んでないという本がありました。それらを読んでみようと、後押しをしてくれました。






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俺は、中小企業のおやじ(スズキ会長 鈴木修)

俺は、中小企業のおやじ

スズキは、アルトのヒット・インド進出の成功・ワゴンRのヒットにより、日本の軽自動車ナンバーワンの企業でした。ここ数年はダイハツにトップの座を奪われていますが、この件に関する著者のコメントが揮っています。
スイフト(小型車)が好調なため、生産の比重を小型車に移している。軽ナンバーワンという名誉よりも、実際売れているものに重点を置く事で利益を追求しているだけだ。一見負け惜しみに聞こえてしまいそうな事でも、不思議な事に著者の手にかかると真実味を増してしまいます。
徹底して現場にこだわるリーダーシップで、10倍の企業に育て上げた著者ならではの事なのでしょう。
そんな著者も先代の婿養子として、スズキに入社して以来、順風万端というわけではなかったようです。アメリカ駐在時や、東京駐在(本社は浜松)時の若かりし日は、苦労が多かったようです。
ワンマン経営とも見えるやり方で、私のブログ世襲企業の興亡にもありますように批判的な見方もあるようですが、当時資本提携(現在は解消され技術提携のみ)にあった、アメリカの自動車メーカーGMの社長・会長に対して、「ミーティングやリサーチばかりでノー・ディシジョンでは困る。スズキならファイブ・ミニッツで決まる。ボトムアップ・イズ・コストアップ。トップダウン・イズ・コストダウン」と日本語と英語を混ぜながら言ったところ、「通訳は要らないよ。ミスタースズキの言ったことはわかった」と爆笑になったというはちゃめちゃなエピソードが、スズキ成長の原点なのだと知るとともに、著者の人柄を知るいい話だと思いました。
ちなみに御歳83歳。昨年テレビで鈴木節を披露されている姿を拝見しましたが、衰えぬバイタリティーに脱帽です。




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図解スティーブ・ジョブズのプレゼン術

図解 スティーブ・ジョブスのプレゼン術

直接スティーブ。ジョブズとは、関わりのない日本人で、スピーチ・プレゼン・交渉などのコミニュケーション術の講座を自らも講師となり主催している方の著書です。
以前読んだことのあるスティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則に似たところがあります。(私のブログスティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
誰でも、ジョブズのプレゼンを学び、練習することによって、堂々とした華麗なスピーチを習得できるとしています。
著者の25年にも及ぶ日本での講師としての実績を元に、スパースター・ジョブズとしてでなく、プレゼンのお手本としてのみのジョブズが語られています。引用の写真や言葉は、いついつの何の講演ということはなく、単純にお手本としての引用です。ここら辺が、ジョブズのファンとしては少し物足りないと思いますが、自分のプレゼンを考えるためには、スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則よりも細かく、わかりやすく書かれていると思います。
私には、なかなか出来ないこととして、ダイナミックかつ(時々声を大きくする、ジェスチャーを2倍くらい大きくする、会場内を大きく動く)繊細に(語りかけるように聴衆の一人一人とアイコンタクトを取る)というところを重要視しました。




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成功する人は缶コーヒーを飲まない

成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社プラスアルファ新書)

困ったことに、私は好物の一つに上げられるほど、缶コーヒーが好きです。
寒いときは温かいのを飲めば、心まで暖まるし、暑いときに冷たいのを飲めば、気分爽快シャッキとなるのに、と反論したくなるところですが、一抹の不安もありました。
その答えが本書にありました。
コーヒーを飲む事自体には問題はありませんが、缶コーヒーに含まれている砂糖が問題なのでした。
そのメカニズムはこうです。缶コーヒーには、大量の砂糖が含まれており、砂糖は体に吸収されやすい糖質のため、血糖値が一気に上がる。急速に血糖値が上がると、体はそれを下げるためにすい臓からインスリンというホルモンをだすが、今度は血糖値が下がりすぎてしまう。血糖値が下がるということは、脳にエネルギー源の一つであるブドウ糖が供給されないということです。この血糖値が下がったときこそ、眠気ダルさ集中力の低下を招くときだといいます。つまり疲労回復や、気分転換をはかって缶コーヒーを飲んだはずが本末転倒の結果になっていたというわけです。これが、冒頭の私の一抹の不安だったわけです。
疲れたときには甘いものという、常識は砂糖を取りすぎになるため、好ましい事ではないそうです。ちょっと一息の間食には、スイーツやスナック菓子でなく、ナッツやチーズがお勧めということです。
本書を読んだ後、缶コーヒーはブラックにしていますが、なかなか甘いものは辞められません。

そのほか、成功を呼ぶ5つの食習慣として、
1、タンパク質をしっかり取る
2、脳に必要な良い脂質を取る
3、精製された糖質を控える
4、活性酸素を消去する
5、腸内環境を整える
を上げ、食べ方一つで人生が変わるとしています。

栄養士の方による著書かと思っていましたが、テレビでも活躍されている心療内科の先生による著書でした。
食と人間の行動を論理的に説明を受けた、納得の1冊でした。今からでも食生活を見直そうという気にさせてくれました。






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東京スカイツリー物語

東京スカイツリー物語

著者が東京スカイツリーの建築に関わった人々にインタビューするという形式で構成されています。
事業主の東武タワースカイツリー前社長、現社長・設計を担当した日建設計の社長、意匠設計者、構造設計者・施工者の大林組の現場監督、クレーンオペレーター・鉄骨造りの駒井ハルテック工場長・照明コンサルト・広告ポスターを作った博報堂など11人ととび職の方、それぞれの東京スカイツリーに対する熱い想いが語られています。
ほぼ全員の方の話しの中に出てきた、「世界一のタワー・世界一のものづくり大国日本」という、日本の世界に誇れるものづくりの集大成としてのスカイツリーというのが、印象的でした。
現場でない人は、現場のチームワークと職人の力こそが、ものづくり日本を支える原動力とし、現場で働く人々は、安全第一と、自分たちの仕事を誇りに思い、仕事を成し遂げた事を挙げています。
著者は、それぞれの方へのインタビューの中で、スカイツリーを漢字1文字で例えるならなんですかという質問をしています。答えだけを並べますと、杉景粋志楽輪会人希立望和、そして著者は、笑だそうです。それぞれの仕事内容を聞いた後のこれらの1文字は、説得力がありました。
私は遠くから眺めてるだけなので、眺ですかね。
どうも真っ直ぐでないような気がしていましたが、下が三角形で50メートルの所から円になり、日本建築の特徴である、そりやむくりを取り入れていることがわかりました。
しかし、どうすれば、三角が円になるのかはわからないままです。




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東池袋大勝軒 心の味

東池袋大勝軒 心の味

かれこれ20年ほど前の話しになりますが、大勝軒に行って見たところ、あまりに長い長蛇の列に驚いて、そそくさと帰ってしまった経験がありました。当時の私は、(今もですが)並んでまでラーメンを食べようとは思いませんでした。

50年以上もラーメンを作り続けた著者の自伝です。
残念な事に、今はもう、引退されているそうですが、一つのことを成し遂げた方の言葉は重みがあります。
素材に対する感謝の気持ち、お客様への感謝の気持ち、感謝の気持ちがラーメンの味となって表れるというモットーの上、誠心誠意ラーメンを作り続けて来られたようです。
奥様が健在なうちは、決して弟子を取らなかったそうですが、人手不足から弟子を取ってからは、弟子の育成にも誠心誠意取り組んでこられたとあります。その結果、300人以上の弟子を育て、のれんわけのお店が50件以上にもなり、「300人以上の大家族に囲まれて」といえるほどの人材育成に成功されたのも、誠心誠意、弟子という人に取り組んでこられたからこそ言える言葉なんだろうと思いました。
現役を引退された、今もラーメンこそ作られませんが、お店に出てお客様の相手をされているそうです。職人さんと言うのは、生涯現役なんだなと思いました。
本読みましたよと、訪ねて行きたくなる、温かい気持ちになれた本でした。




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世襲企業の興亡

世襲企業の興亡 同族会社は何代続くか

世襲企業・同族企業には四(死)の盲点があると言います。公私混同・骨肉争い・親バカ・自信過剰、四つのいずれかに当てはまったり、どれか一つであったり、必ず四(死)の盲点を抱えていると言います。
日本は中小企業が多いため95%がファミリー企業だといいますが、四(死)の盲点を克服するため、代表的な企業を取り上げ、研究する事によって、生き残り方を探ります。
本書で取り上げられている7つの企業です。
大王製紙・武富士・スズキ・ワコール・ヤマハ・林原・セイコーです。
いずれ劣らぬ名門企業ばかりですが、世襲企業という問題を抱えているとは知らない企業もありました。
全般に先代が偉すぎたというのが、問題の多くです。
なかでも、スズキの鈴木修会長はよくテレビにでご自身の経営論を語っておられるので、感銘し尊敬していた、私は、このようなあまり名誉あるとはいえない本に取り上げられてしまうことを、不本意に思っていましたが、読み進めるうち、後継者の死という不幸があったものの、後継者不在という問題がありました。
最後にパナソニックの例を上げ、パナソニックと創業家との関係を「君臨すれども統治せず」が妥当なのだと結んでいます。





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スティーブ・ジョブズⅠ

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ公式伝記として売り出された本です。
なぜ、公式伝記かというと、スティーブ・ジョブズ自らが、「僕の伝記を書いてくれないか」と依頼があったからです。ジョブズの妻ローリーンが、1番の協力者だったと言います。その彼女からは、「ジョブズの強さだけでなく、弱さも正面から取り上げてほしい」と言われただけで、あれはダメ、こうしろと言う話しは一切無かったといいます。ジョブズ本人も「出版される前には、見ない、これは君の本なんだから」と著者を全面的に信頼しています。ジョブズから、この本のテーマとして、提示されたように感じた「文系と理系の交差点に立てる人こそ大きな価値がある」と言う言葉、そして有名な「現実歪曲フィールド」
「ジョブズの強さだけでなく、弱さも正面から取り上げてほしい」
「文系と理系の交差点に立てる人こそ大きな価値がある」
「現実歪曲フィールド」
この三つを主眼にジョブズの人生を教えてくれます。
特に著者が主張したかった点は「現実歪曲フィールド」だと思いました。
「現実歪曲フィールド」と言うのは、アップルの同僚が、映画「スタートレック」の一つで、宇宙人が精神力だけで新しい世界を生み出すという話しから、ジョブズの性格・行動が連想され、こう名付けたそうです。
うそつき・約束を守らない・すぐに意見を変えるという負の面に対する警告であるとともに、賛辞でもあったと言います。カリスマ的な物言い・不屈の意思・目的のためならどんな事も捻じ曲げるげる熱意が「現実歪曲フィールド」だと言います。自分だけで無く、他人までを巻き込む強力な「現実歪曲フィールド」が数々の世界を変える原動力になったのだと理解できました。
スティーブ・ジョブズ Iスティーブ・ジョブズ Ⅱと二分冊になっており、本書は誕生から、ピクサーで「トイストーリー」が大ヒットし、ピクサーの株式公開も成功したころまでが収められています。








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45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本

45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本―成功するキャリア30の秘訣

身に覚えのあるタイトルなので、思わず手に取りました。
45歳というのは、会社人生の中の大きなターニングポイントになります。
本書では、転職の成功例・失敗例・注意点にとどまらず、これからの会社人生をどう取り組んでいくかが書かれています。

45歳以上の転職市場は、部長職・取締役に限られてしまいます。それ以外の職種の募集では、体力・気力ともに充実した若年層との争いになり、負けてしまいますし、誰しも年上の部下というのは扱いにくいものだからです。
本書の実例では、銀行に勤めていた方が、コンサルティング会社に転職して上手くいく例、失敗する例と紹介されますが、本人の性格に寄るところが大きいといいます。銀行に勤めているようなビジネススキルが高い人の中では、違いは性格ということになるかもしれませんが、けっしてそうではないようです。
よく、ビジネススキルや人脈の広さでその人のビジネスマンとしての価値が計られますが、本書では、「ビジネススキルより、人格を磨け」「人脈は広げるよりメンテナンスが大事」などビジネスマンとしてどうか?というより、一人の人間としてどうかという点が強調されています。

転職を考えないまでも、自分の仕事人生について考える事の多い昨今ですが、(本書のタイトルにある年齢のせいか)日々読んでいる本と、日々の仕事の融合を計って上手く乗り越えようと思っています。


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