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マッキントッシュ伝説




マッキントッシュ伝説

私のブログ「林檎の樹の下で」と同じ著者による、同時期に復刻された本です。
1993年に著者が、パーソナルコンピューター創世記・新世代機種マッキントッシュの開発にかかわった人々に対するインタビューで構成されています。
この本にスティーブ・ジョブズはでてきませんが、著者インタビューしている中で、登場人物の中で何度も、スティーブ・ジョブズのことが頭によぎていることが、見て取れたと言います。
パーソナルコンピューターは、大手企業の開発室でもなく、大学の研究室でもなく、当時アメリカで大きなムーブメントであった、カウンターカルチャー(詳しくはウィキペディアをご覧下さい。既存の、体制的な文化に対抗する文化。ヒッピーに代表されるような髪やひげを伸ばし、変な服を着た人々。ジョブズも典型的なこちらの人で、資金提供を求めに行った先で、「てっきり人間が来るのかと思ったよ」といわれたほど妙ないでたちだったそうです。)の影響を受けた、いわば反逆児たちの手によって、「反体制」というものを原動力に生み出されたことがわかります。ここをビジネスに上手く結びつけたのがスティーブ・ジョブズだったわけです。
最初の登場人物は、スティーブ・ジョブズとともに、アップルを立ち上げた共同創立者のスティーブウォズニアックです。スティーブ・ジョブズも「金のためにやったんじゃない」といいますが、少なくとも「人々の生活を変える」というコンセプトの元、ビジネスを成功させようとしましたが、ウッズはより徹底的に自分の好きな事・情熱を持って(エンジニアとして)アップルに関わっていました。そこが、その後の人生の違いを生んだのだと思いました。けっしてジョブズがすごくて、ウッズが不幸というわけではありません。

マッキントッシュは何がすごかったのでしょうか、今のパーソナルコンピューターでは、当たり前になっていますが、その基本形がマッキントッシュで始めて実現されたのです。マウス・アイコン・デスクトップ・マルチホントなど、それまでは、ベーシック言語でプログラムを作るコンピューターから、コマンドを打ち込むことによってコンピューターに作業をさせることに代わり、これを機に、全ての人が使えるコンピューターに変貌しました。そして、創造者たちの夢、全ての家庭へ、全てのオフィスのデスクの上にということも、もうすぐです。という時代でした。
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テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

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