遠距離通勤のお供「読書案内」
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スティーブ・ジョブズの王国

スティーブ・ジョブズの王国 ― アップルはいかにして世界を変えたか?

84年に出版された「アメリカンドリーム」という本の増補改訂版が本書です。
邦訳されたアップル関連の本で最古のもので、大変資料価値が高いと、解説で述べられています。
ヒーロー化されていない、若かりしジョブズの気が短く気まぐれで怒こりぽい性格の記述が印象に残ります。
これまで読んだ本の中ではあくまでも脇役であった、共同創業者のスティーブ・ウォズニアックについても、詳細に書かれています。
2人のスティーブの生い立ちから、マッキントッシュ発売前までが書かれています。
アップルⅡの発売で急送に拡大したアップルが、会社としての組織立てがままらないうちに、社員数が数倍になり、一種の大企業病に侵され、なんだかとんでもない会社だなと思わせるような状態でした。それだけ、当時のパーソナルコンピューター業界が熱いものであったのであろうと想像できます。それ以上にアップルⅡが素晴らしい製品であったため、とんでもない人々の集団が成長企業になれたのだなと思いました。
もう一つの山場に、株式の上場時があります。上場前、アップル株を収得しようとする人々の熱気にさらされます。上場後は、ストックオプションで株を得ていた社員が多数億万長者になります。その一方でジョブズの気まぐれでストックオプションをもらえる資格を持っていながら、もらえなかった社員の不平が爆発します。その不満を収めるために、ウォズニアックが自らの株を分け与え、解決しました。

いまでは、アメリカ有数の時価総額を持つ、アップルの創世記のてんやわんやが楽しめた1冊でした。


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