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ドラッカーと会計の話をしよう

ドラッカーと会計の話をしよう

主人公が、レストラン経営に行き詰まり、売却の商談のために、ロスへ向かう飛行機の中で、たまたま隣に座り合わせた、なぞの紳士にドラッカーの理論に基づく会計の講義を受けるという、フィクションに仕立て上げられた本です。教科書的な堅苦しさが無く、ストーリーを追いながら、ドラッカーについて学べ、どんどん引き込まれます。
ドラッカーといえば「マネジメント」経営論・組織論とばかり思っていましたが、管理会計学のすぐれた学者でもあったことを知りました。
ドラッカーは、マネジメントには会計論が不可欠であると同時に、従来の会計論は、必ずしもマネジメントには役に立っているとはいえない、ではどのような会計論が必要かを考え抜きました。その答えが本書にあります。
主人公の経営と照らしながら、ドラッカーの理論が展開されていきます。
売り上げ-費用=利益という従来の考え方はある一定期間だけを切り取ったなかでの見方であり、企業は永遠に継続してこそ、価値のあるものであるから、意味を成さない。大切なのはキャッシュフォロー(儲け・現金)である。
中でも1番感心したのは、90・10の法則です。10%の商品が利益の大半を作り出している、また、10%の顧客から利益の大半を得ている。さらに、10%の営業マンが利益の大半を作り出しているといいます。
一方コストの面でも、収益を得るためのコストは10%、他90%は収益を生まないことに費やされている。
90・10の法則を会社に当てはめ、商品の取捨・得意先の選別・営業マンの教育・コストのコントロール(損益計算書に現れない・損益計算書からは解らないこと)していく事が大切だと思いました。




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