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部下こそ上司にリーダーシップをとれ

部下こそ上司にリーダーシップをとれ

上司の8割以上はムノウ(無能)であるという調査結果があります。「階層組織の構成員は有効に仕事ができる地位まで上り続け、その階層をこなせないレベルまで昇進し、そこで留まる。やがてあらゆるポストは、職責を果たせないムノウな人間によって占められる。仕事は、まだムノウレベルに達していないものによって行われる。」
残念ながら、8割もいるムノウな上司の場合、上司のムノウレベルでしか物事の判断ができません。上司のレベルをこえる提案を判断したり、動かしたりすることはできません。では、ムノウな上司の下から這い出るにはどうすればよいでしょうか。それは、部下がリーダーシップを発揮し、周りを動かして状況を好転させることです。
上司がムノウでも、期待はしないが、馬鹿にすることも無く、上司の持ち味を引き出してあげればいいのです。

下からのリーダーシップを発揮するためには、武器が必要になります。ひとつは、解決思考(ソリューションフォーカス)といいます。日本では失われた20年と言われ、低成長が続いています。日常的に好景気や輝く未来を感じることが無いまま、ただ忙しい毎日を過ごす日々があまりにも長すぎたので、未来を描く力を失ってしまいました。それなので、現状の延長線上でしか物事を考えられない現場になっています。
現状から発想すると数%の改善レベルの発想しか浮かびませんが、最近では考えられる数%の打ち手ですら限界に来ているため、残業や持ち帰り等、体力と時間勝負で疲弊しています。
しかし、下から組織を動かすような人材や、成長を続ける企業のリーダーは、現状の延長だけでは、成長に限界が来ることがわかっているので、目指す姿に向けて確実にたどり着くことのみを考え、そのシナリオを逆算して、打ち手を考えることで、壁を乗り越えているのです。

動きが膠着してしまうと、映画やドラマでは、「頑張れ」「もう少し」「お前ならできる」と言って主人公が奮起して大逆転します。しかしビジネスの現場ではそんなに甘くありません。既にみんな頑張っているからです。「頑張れ」と言われても、「新しく達成する方法がひらめいた」とはなりません。うまくいかない今の活動をもっと頑張ってやれと言っているのと同義になります。
頑張れ→どうしたら楽になるか・どの問題を先に解決すると前に進むか・一番最初にクリアできる問題は何か
こう投げかければ、切羽詰って思考停止した相手に、改めて現状を冷静に考えるきっかけを与えることができるのです。

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