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これだけは知っておきたいドラッカー

これだけは知っておきたいドラッカー

ドラッカーの主張を極限まで要約し、二段階に分けて言うと以下のようになります。
1、本当の経営者はイノベーションを起こす。
2、イノベーションを起こすには、組織をマネジメントする必要がある。
ドラッカーといえども、経済学の大きな歴史の流れの中に位置する存在です。ドラッカーは、ケインズ(1883~1946)ウィキペディアシュンペーター(1883~1950)ウィキペディアの影響を強く受けていると考えられます。

シュンペーターのいうイノベーションとドラッカーのイノベーションも同じです。
シュンペーターのイノベーション
新しい仕入れ先を獲得・新しい生産方法を導入・新しい組織を実現・新しい製品を生産・新しい販売先を開拓することです。これらの自己改革によって、自社の製品やサービスの価格が下がります。すると顧客満足度は上がります。これがイノベーションです。改革によってコスト減が図られても、価格が下がらなければ、イノベーションとは言えませんし、仮にコストが下がって価格が下がったとしても、そのコスト減が他社のイノベーションによるものでなければ、自社の社員や取引先に犠牲を強いることになります。それはデフレを生じさせ、経済をだめにします。コストの低下にはそれなりの理由が必要だということです。創意工夫によるコスト低下でないといけないのです。

では、どのようにしてイノベーションを起こせばよいのでしょうか。
それは「直観」を頼りにするということです。「直観」とはありのままに見るということです。
私たちは行動を起こす時に必ず何か考えてしまいます。それは勝手な想像だったり先入観だったり、または信念や信条だったりします。「直観」は自分自身の価値観を先に持たないということです。価値観から自由だということです。それぞれの価値観はあるべき未来像、場合によってはあるべき未来に向けて何をすべきかまでを規定してしまうことになります。予測とは現在と未来の因果関係がはっきりしている場合のみ成り立ちます。誰にも予測不可能なことなのです。ですから、「直観」で行動するしかないのです。

経営者には「イノベーションを起こす企業家」と「マネジメント行う組織のリーダー」の二つの面があります。
イノベーションを行っていくためにには「組織を率いること」が必要不可欠だからです。
本格的なマネジメントの実行のためには、ドラッカーが設問した経営者への5つの質問がぴったりです。
1、われわれのミッション(使命)は何か
2、われわれの顧客はだれか
3、顧客は何に価値を感じているのか
4、われわれにとっての成果は何か
5、われわれのプランは何か
4の成果についてですが、多くの経営者は売上や利益という言葉で終わらせてしまいます。しかし、顧客をどのように満足させたのかが唯一の成果だといいます。顧客は感謝の意を示す方法として料金を支払うのです。
ですから、社員の評価も、わかりやすい数字だけに惑わせられることなく、ミッションへの貢献度で評価すべきなのです。
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