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儲かる会社、つぶれる会社の法則

5700人の社長と会ったカリスマファンドマネジャーが明かす 儲かる会社、つぶれる会社の法則

ファンドマネージャーとして、5700人もの社長に面談した著者が、伸びる企業の見分け方を教えてくれます。
「美人すぎる受付嬢がいる企業は問題がある」「会議室の時計が5分以上遅れている会社に投資してはいけない」など、細かい事も書かれていますが、「神は細部に宿る」と言うことわざがあるように、細かい事の積み重ねで本質が見えてくるそうです。
また、ファンドマネージャーは、内科医のようなもので、企業の(患者の)細かい兆候を見ながら、問題を判断していくのだと言います。

最後には、企業の成長を判断する原理原則をナオコの原則として教えてくれます。
 ナカマ、 オコナイ、 ココロです。

ナカマ
お客様に感謝し、思いやりを持って接し、喜んでいただくことで継続的な関係を築いている。
経営者と従業員がお互いに誇りを持ち、本音で向き合い、一体感のある経営を行っている。
家族の幸せナカマの幸せにつながることを理解し、家族の絆を大切にし、家族が安心して生活できるようにしている。
重要な事業ナカマである取引先と、公正で長期的な信頼関係の構築と共栄共存を心がけている。
株主に感謝をし、積極的な対話を心がけ、長期的に報いるよう企業価値を高めている。
地域社会に感謝し、溶け込み、そこに暮らす人々が安心して暮らせるように努力している。
経営者はすべてのナカマの声に耳を傾け、経営責任を自覚し、ナカマの共存共栄に情熱的に取り組んでいる。

オコナイ
社会的意義を強く意識して、会社の活動、商品、サービスの提供を通して世の中を豊かにしている。
従来の事業活動の枠にとどまらず、常に挑戦することで変革を生み出し、社会に新たな価値を提供している。
責任と自覚を持って納税義務を果たし、豊かな社会の基盤作りに貢献する。
地球に感謝し、地球と共存共栄を目指し、具体的な行動をしている。
人と社会の幸せを願い、われわれがより人間らしく生きることのできる共生社会をナカマとともに創っている。

ココロ
経営者はゆるぎない想いを従業者に語りかけ、従業者は一人一人がそれを共有し、会社全体に一体感がある。
新しいことに挑戦しようという気概を持ち、未知の領域に踏み出すことを楽しみ、新たな秩序や思想を生み出している。
多くの人の納得と共感を軸に、誠実で透明性の高い、現在必要にして十分な組織ができている。
会社の夢の実現のために資産を大切に活用し、適切に投資し、万端の準備をしている。
会社の夢の実現と永続のために決まりを守り、正しく行動している。
意見や批判を前向きに受け止め、あらゆるものから謙虚な姿勢で学ぼうとしている。
異なる文化や個性を大切にし、お互いを助け合い、尊敬しあい、思いやりをもって共生する。

なるほどと思えるほど、すべて当たり前のことといえば当たり前のことですが、ここまでの組織にできる経営者はなかなかいないのではないかと、思いました。
「サラリーマン社長の会社は成長が望めない」という記述もありましたが、期間が決まっている社長には、つかみどこがない大きなテーマに思われてしまうからなのでしょう。
しかし、すべて当たり前のことなのです。ひとつずつ取り組んでいけば、相乗効果が現れるものもあり、道は開けるはずです。

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