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人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考

人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考

インバスケットの研究をされている方が著者です。
そもそもインバスケットという言葉は初めて聞きましたが、職務を遂行するための判断力や問題解決力が、どれほど発揮できているかを測定するツールだそうです。詳しくはこちらを(究極の判断力を身につけるインバスケット思考)をお読みくださいということです。

しかしこのインバスケットというのは、人のある一面を見ているのに過ぎないため万能とはいえないと言います。
仕事を遂行する上での能力や資質がありながら、仕事が上手く回らないという人を多く見かけるからだと言います。人を動かすには2つの方法があります。一つは、人からの指示や脅迫的な力で動かす事です。もう一つは、自分の考えに納得してもらい主体的に動いてもらう事です。他人があなたの考えに基づいて自発的に動こうと思うためには、あなたの人間性つまり人柄の力が必要です。この人柄の力を人柄力と名付けたのです。しごとを処理する能力はあくまで道具であり、仕事をするためには周りを巻き込む力が必要だと考えています。「この人のためだったら・・・」と自発的に思わせる人間的な魅力がなければ、業務はうまく進まないのです。人を動かすためにはビジネススキルであるインバスケット思考と併せてその土台となる人柄力が必要なのです。

本の中盤以降はある想定の元、作られたお話を主人公になりきり、問題を解決していくシュミレーション(コレがインバスケットテストというようです)に解説を加え人柄力の高め方を教えてくれます。

なるほどと思った事例をいくつか紹介します。
顧客からのあるクレームに対する対応として、人柄力のある人の行動性は常識を基準に考えず、常識が本当に正しい考え方なのかという仮設を持った、良識にもとずいた物です。また、常識というなのもとで、判断を避けているだけの場合も見られます。社内の常識は世間の非常識であるとも言う事が出来るからです。良識を身に付けるためには、まず、相手の個性や考え方を受容することがポイントです。

相手が失敗をしたときの対応として、人柄力のある人は、ミスをしたその人を辱める行為をしません。どうしても相手に失敗やミスを伝えなければならないときでも、無意識に相手に辱めを与えていないかどうか配慮するのです。相手が自分の取った行動について叱られたと捕らえる叱り方です。叱る対象はあくまで行動であり、決してその人の人格を否定する叱り方をしてはならないのです。
また、自分が失敗したときの指摘や叱責に対しては、何かを変えるきっかけというように肯定的な捉え方をすることが、自分自身を守る人柄力なのです。




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