遠距離通勤のお供「読書案内」
ビジネス書を巡る2時間20分の冒険
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僕は、だれの真似もしない

僕は、だれの真似もしない

前アップル日本法人代表の前刀禎明氏による著作です。
氏は現在「明日のジョブズ」を排出するための人材教育会社を経営されています。大人だけでなく、創造性を持った子供の心を大切にする、子どもの教育に力を入れられているそうです。
ある日幼稚園で極端に首の短いキリンの絵を描いた子供に対し、先生も親も「○○ちゃん、キリンの首は長いでしょう」といったそうです。子供にしてみれば、真下から見上げたキリンの首は短く見えたのかもしれません。
5年前に携帯電話の未来像としてボタンのない絵を描いた子供がいたとしたら、先生も親も「○○ちゃん携帯電話にはボタンがあるでしょ」と言った事でしょう。このように子供の自由な創造性や独自性を潰してしまう今の教育に問題があるとながら、我々ビジネスパーソンのセルフイノベーション(自己改革)の手助けとなるヒントを与えてくれます。

私にとって耳の痛い話しもありました。本から学んでいるつもりが、実は・・・・という見出しです。書店で業績が好調な企業や著名な経営者のノウハウが効率よく吸収できるかのようなタイトルがたくさん並んでいます。それらの書籍を読んだところで、それは、単純に真似をすることになるだけだからです。真似をしているほうが楽です。そこには思考がないからです。人の真似をするのではなく、自分のの中にある価値を見直してほしい。それこそが、感動を生み出す原動力になります。人の真似から自分が本当に求めている事の答えは、決して出てこないのです。
本をたくさん読んで学んでいる気になっていましたが、オリジナリティの必要性を強く感じました。

さらに、スティーブ・ジョブズという流行の中で日本人がわざわざスティーブ・ジョブズの追随する必要はないと言います。彼が特殊な人間でなく彼の格言の多くは、過去の偉大な経営者例えば盛田昭夫さんや本田宗一郎さんの言葉の中に多く含まれているからです。目的が未来におけるイノベーションなら、むしろドンドン本質から離れてしまいます。未来を生きようとしているのにスティーブ・ジョブズという過去に縛られるのはもったいない。今は「スティーブ・ジョブズ」がはやっているだけで「食べるラー油」「塩麹」と似たような話だと言います。
スティーブ・ジョブズの本はビジネス書というより、話しの面白さという事で多く読んできましたが、「食べるラー油」「塩麹」と同類にされるとは、笑ってしまいました。それに熱中している私はなんなんだろうと思いさらに笑ってしまいました。


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