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2022-これから10年、活躍できる人の条件

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

これから10年の予想(予言?)そしてその時あなたはどういった行動を起こすか。そのために準備すべき事は何かが書かれた本です。
経営コンサルタントの方が著者ですが、あまりに大胆な予言におどろいてしまいます。しかし、あながち大法螺ふきとも思えなく、読んでいるうちに引き込まれてしまいました。

まず、2~3年のうちに明治維新、太平洋戦争に匹敵する大きな変化が日本で起こると言います。その根拠は、「歴史は70年周期で巡っている」という説です。明治維新が1868年ですが、実質新しい社会体制が始まったのが最後の動乱西南の役が終わったのが1877年、太平洋戦争が終わったのが1945年、2年のずれはありますが、ほぼ70年後です。さらに70年後は、2025年、3年後です。
4世代で一周期という考えもあります。70年を4つに割ると、17~18年になりますが、戦後経済の変化とともに、この周期ごとに活躍した人々も変わって生きます。活躍されてきた人々の特徴から「志」「能」「公」「商」と分けています。これからはまた「志」(創造者)が活躍する時代になると言う事です。

そして、世界に眼を向けますと、人口分布統計から経済の浮き沈みが見えるといいます。45~50歳の人口が多くなるか、少なくなるかによってです。この年代は、子どもが大きくなり、教育費や食費など節約しようにも節約が出来ない、消費力の大きいねんだいだからです。この観点からいきますと、日本経済はあと10年は大丈夫という事になります。団塊ジュニアと呼ばれる世代がちょうどこの10年でこの年代に差し掛かるからです。その点アジアの各国は、まだまだ、ピラミッド型を示しており、成長を続ける事ができるといいます。日本にとどまらず、儒教国圏(東アジア)で活躍できる人が求められると言います。

もうひとつ、これは予言とは関係のないことです。現在の会社(組織)が膠着状態に陥ってしまうのは、本来その組織が強みとして持っている3つの戦略がかみ合わなくなってきているからだと言います。経営の効率性・顧客との親近感・商品/サービスの革新性実はこの3つ、相反すること、衝突することの多い。しかし今までの日本企業では、終身雇用のもと時間があったため、共同体意識も高く、円熟していけました。しかし終身雇用がくずれ共同体意識も薄れ、それぞれの立場で一生懸命仕事をすればするほど、衝突するようになったからだと言います。解決方法としてそれぞれの強みが出せるように、外部組織として活動できるようにすると言う事でした。少し私の勤める会社の膠着状態の理由は違いますが、解決のヒントになったような気がします。
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