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ウィキペディア・レボリューション

ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

たびたびこのブログでも引用させていただいております、ウィキペディア。間違えが多いとか、信憑性にかけるとか、よくないうわさも耳にしますが、なんといっても、検索結果の上位に表示されますので、ついつい当てにしてしまいます。実際、その内容で困った事もありません。

さて、本書は、ウィキペディア創世期、(いやそれ以前の百科事典の歴史や、ネットワークコミニュケーションの歴史から)から様々な困難に立ち向かいながら、世界最大の百科事典と言われるようになった今日までを教えてくれます。
そもそも、このウィキペディアという変わった名前、ペディアは百科事典ですが、ウィキというのは、ウィキウィキという誰でも書き込みのでき、編集のできるネットワークコミニュケーションの名前であり、このウィキウィキから取った言葉です。
創世期はひたすら記事を増やし、質を高めていくこと。誰でも編集できる事による質の低下。成熟期に入ると、いわゆる「荒らし」と呼ばれる、妨害者を監視する事、主義主張の違うもの同士の編集合戦の仲裁など、苦労がつづられています。
日本語版について、日本におけるネットワークコミニュケーションでもっとも影響力の大きい2ちゃんねるの影響が大きいのか、他国に比べユーザーの匿名性が高いのが特徴といいます。また、日本人の礼儀正しい性格から、醜い論争が起きることはまずなく、これは同じテレビを見、同じ新聞を読む単一民族であるからだとしています。日本人としては、同じ日本人の中でもいろいろな考え方があるものだと日々感心しているつもりでいますが、世界規模で見ますと、同じ言葉を使うコミニュティーと言っても民族・宗教・国籍などの違いにより、それは絶対に譲らない主義主張につながることを改めて教えられました。
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