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僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

経済学の古典、カール・マルクスの「資本論」と近年の世界的ベストセラー、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」一見相容れないような2つの書は、「資本主義経済のなかでは、労働者は豊かになれない」と言う前提条件で一致しています。
なぜ、働けど、働けど豊かになれないのでしょうか。その前に、「価値」と「使用価値」について考えます。「価値」とは原材料とそれを作るためにかかった労力です。一方「使用価値」とは有益性有用性という意味で、使ってみて意味があると言う事です。価格はその商品の持つ「価値」を基準に「使用価値」の高低など、需要と供給によって変化します。
このことを労働も商品ということに置き換えますと、給料は原材料(明日も仕事が出来るための費用すなわち食費・住居費・衣服費・養育費などです。年齢が高くなるに連れ生活費は上がっていきます。これが年功序列の賃金体系につながります。つまり給料とは、明日も働くための必要経費分だけと言う事になります。)そしてその職業につくためにかかった労力がプラスされます。例えば、同じ命を預かる大切な仕事と言う意味では同じですが、医者と介護士には大きな収入の開きがありますが、これはその職業に就くための労力の違いになります。
さらに、需要と供給により他社から引き抜かれるほど優秀な人は、給料が上がりますし、たいして利益を上げられないような人は下がります。同様に利益が多く出る会社に勤める人と、儲からない会社に勤める人では差が出来ます。
収入が上がって、その分ハードワークをこなすようになれば、その分必要経費も上がり、いつまで経っても豊かになれないというわけです。
企業が利益を上げるということは、売り上げ-費用=利益であらわせます。これを個人に当てはめますと、昇給・昇進から得られる満足感-労力などの必要経費=自己内利益というふうに表せます。企業が売り上げを上げるために費用を掛け過ぎ赤字になってしまうように、個人も自己内利益が赤字にならないような働き方をしなければなりません。
そのためには、残業を増やしたり、無理をしてノルマを達成するような、一時的に収入を増やすような働き方をしてはいけません。常にジャンプし続けなければならないからです。目指すところは土台をまず作ること。土台の上に立っていれば、0からジャンプするよりも少しの手間で同じ高さに到達できるからです。
自分の資産(土台)となるような資産を作っていけることを仕事にしていくのがよいということです。
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テーマ:ビジネス・起業・経営に役立つ本 - ジャンル:本・雑誌

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